上手に推薦してもらうのがコツ!ウィンザー効果を最大限に活かそう!

ウィンザー効果とは、自分で言うよりも、他人から言われた方が信憑性を持って伝わるという効果です。

「あなたの作ったお菓子、美味しかった」と言うよりも、「あなたの作ったお菓子、美味しいって近所でも評判だったよ」と言った方が、相手に信じてもらいやすいのです。

ネット社会の今、わたしたちは常に何かを評価しています。ネットで買い物をしては商品を評価し、外食をしては店を評価しています。

では、ウィンザー効果は、どんな風に利用すればいいのでしょうか。

ウィンザー効果の由来

ウィンザー効果は、アーリーン・ロマノネスの自伝的スパイ・ノンフィクション『伯爵夫人はスパイ』の中のセリフに由来しています。

その台詞とは以下の台詞です。

「第三者の褒め言葉が、どんなときでも一番効き目があるのよ。忘れないでね」

つまり、直接褒めるよりも第三者からの褒め言葉のほうが効果があるという台詞になります。

これがウィンザー効果になります。

口コミの効果を最大限に活かそう

「あのお店の料理は美味しいよね」なんていう、口コミは昔からありました。

それがネットの普及によって、今では素早く広がるようになりました。

知らない土地でご飯を食べるときや、通販で商品を買うときなど、私たちはネット上で報告されている口コミを目にする機会が増えているのです。

例えば、ショッピング・サイトで「最高の使い心地」と書かれている店側の宣伝文句よりも、実際にそれを使ったユーザーの声のほうが、潜在的な購買者の心を動かすといわれています。

つまり口コミレビューは、サイトの信頼性を高めるための、よいアイテムなのです。

しかし、口コミレビューは、ただ褒めていればいいというものではありません。ウィンザー効果がが起きるのには、2つの条件が必要です。

  1. 利害関係がないこと
  2. 人数が多いこと

例えば、明らかに口コミが「やらせ」感満載だったら、きっと利害関係を疑ってしまい素直に信じることができないでしょう。

また、口コミで賞賛されているものの明らかに数が少ない場合も、本当なの?と懐疑的になり、購入に二の足をふみやすくなります。

一般的に、口コミを書く購入者と店との間に利害関係があるとウィンザー効果は薄れます。

例えば@コスメに代表されるような口コミサイトは、多くの人がレビューが存在することで、利害関係がないことの証明になり、その商品が多くの人から支持を受けていることの証明になっているのです。

日常生活でのウィンザー効果

誰かを褒めたいとき、ちょっと、ためらってしまうことがありませんか。

「なんだか偉そうに思われないか」

「下心があると思われないか」

実際には褒めたいのに直接相手に言うのがはばかられることってありますよね。

そんな時は、口の軽い誰かに向かって褒めておくと、本人の耳に入るかもしれません。

例えば、結婚を考えている相手がいる場合には、その人の兄弟や友人と親しくなるのも1つの手です。

昔から、「外堀を埋める」などと言いますよね。彼や彼女の周りの人から、あなたのいい評判を相手の耳に入れてもらうのです。

お相手が第三者からあなたの情報を聞いてポジティブな反応になれば、ウィンザー効果がいい形で発揮されたといえるでしょう。

ウィンザー効果には限界がある

ここまで読んで、「そうは言っても」と思われた方もいらっしゃると思います。

星5つの店に行ったけど、そんなに美味しくなかった、とか、星5つの商品を買ったけど、そんなに使い心地がよくなかった、といった苦い経験をお持ちなのではないかと思います。

テレビショッピングを見ていると、小さな文字で「個人の感想です」と書かれていますよね。

口コミも、多くの人の「個人の感想」です。

特に問題がなければ、利害関係のない相手ですから、悪い評価をつける理由がありません。

例えば食事で言うならば、美味しいか不味いかは、個人の好みです。

薄味が好きな人と濃い味が好きな人とでは、同じ料理でも評価が異なるでしょう。

つまりウィンザー効果の元となる口コミは人によって異なる感想の集まりであるため、私たち自身が体験してみると期待はずれに終わる可能性があるということになります。

ウィンザー効果は、第三者の意見から情報を得る行為が必要になります。

そのため、必ずしも自分にとってポジティブなものとは限りません。また、もたらされる情報が「悪口」である可能性もあります。

先ほどの結婚に関する「外堀を埋める」行為でいうと、うまくいく場合は相手に自分のいい部分が伝わります。

逆に、自分に良い印象を持っていない相手から先方に情報が伝わる際は、多少の悪口とも取れる情報が伝わる可能性があるということになります。

このように情報を完全に制御できないという点がウィンザー効果の限界になります。

まとめ

ウィンザー効果によって第三者から情報をもたらされることによって、自己評価は自身で伝えるよりも良いものになる可能性があります。

しかし、他人のフィルターを通すので、自分の思い通りに相手に伝わるとは限りません。

また、そもそも伝わらない可能性もあります。

ウィンザー効果を期待するのであれば、ウィンザー効果が起きるように日々良い行動を心がけることが大切です。

そもそも悪いことをしている人を良い人のように伝えることはほとんどありません。

評価してほしい対象だけでなく、常日頃から良い印象をもたれるように行動することが大切なのです。

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