バンドワゴン効果を利用してその気にさせてみよう!

現在ガラパゴス携帯(ガラケー)を使っている人はかなり減ってきました。

 

ゆっくりと時代としてスマートフォンに変わってきたのですが、この流れの中で「なんとなくみんなが使っているから自分もスマホにしよう」という理由でスマホに変えた人も多いのではないでしょうか?

 

この「みんなが○○しているから○○しよう」という効果をバンドワゴン効果といいます。

 

バンドワゴン効果とは、

みんなが利用している

=流行っているなら安心

⇒なら自分もその流行に乗って利用したい

というようなロジックで成り立つ心理効果になります。

 

みんながどんどんとスマホに変えていくので、自然とスマホに変える人が増えていくというイメージですよね?これは、バンドワゴン効果が働いてみんなスマホに乗り換えていたのです。

 

バンドワゴンとは、アメリカで19世紀ごろ生まれた言葉です。

サーカスの宣伝隊が、ワゴンカーに乗って街を練り歩いており、そして、その時に、ワゴンに乗っていたのが、音楽隊、つまりバンドの演奏隊だったんです。そのことから、このバンドが乗った車の事をバンドワゴンと呼ぶようになりました。

そして、その楽しい雰囲気についていきたい!という心理からバンドワゴン効果と呼ばれるようになりました。

 

このバンドワゴン効果は、私生活やビジネスシーンでも利用できる内容になります。

これから簡単に説明していきますね。

バンドワゴン効果の例

このバンドワゴン効果で分かりやすいのは、行列が行列を生む人気店のパターンです。

ちょっと前にパンケーキが流行った時期がありましたが、パンケーキを食べるのに2~3時間待ちとかがざらにあるほどの行列ができていました。しかし、逆にその行列が、「それほど並んででも食べたいほどおいしいのか!?」という心理を誘発して、さらに集客につながっていくというのはよくあるパターンです。

 

また、決して良い例えとは思いませんが、車の往来が全くない短い横断歩道で、まだ歩行者信号は赤なのですが、一人が渡り、二人が渡り、と横断を始めると、その他の人も一斉に渡り始めるという光景見たことないでしょうか?赤信号、みんなで渡れば怖くない、というフレーズは、バンドワゴン効果が誤って働いてしまっているパターンです。

 

とにかく、日本人は周りの人の動きに左右されやすい人種ですから、大多数が動くと、それに乗っかっていかないと逆に仲間外れになった感覚(自分が間違っている感覚)になりやすい性質もあります。それだけに、日本はこのバンドワゴン効果が非常に働きやすいんです。

 

もちろん、日本だけでなく、海外でもこの効果はしっかり機能します。

最近のSNSマーケティングでは口コミを誘発して、購買意欲を高めよう、ブームを巻き起こそうという流れですが、これはまさにバンドワゴン効果を利用したものですね。

 

Twitterやインスタグラムの投稿を見て、自分の周りでも結構使っているから、自分も試してみよう!友達が何人も面白いって言ってたドラマだから自分も見てみよう。好きな俳優さん、女優さんが愛用しているものだから自分もほしい!と思ってしまうのは、バンドワゴン効果なのです。

 

化粧品を探す時に、@コスメの口コミが高ければ大丈夫と思ってしまうのも、ご飯のお店を探す時に食べログの口コミ評価が高いと美味しいだろうと安心するのもバンドワゴン効果と言えます。

 

こうやってみていくと、このバンドワゴン効果は、身近に感じられる心理効果なのです。

バンドワゴン効果を活用する!

このバンドワゴン効果をマーケティングやセールスなどで活用するなら、いかに「みんな買ってますよ!みんな使ってますよ!」感を演出するかです。

 

よく見るのは映画の宣伝で「全米NO.1大ヒット作!」なんていうフレーズがありますが、これはみんなが見てますよ。見ないと話題に乗り遅れますよ。という暗黙のメッセージが込められているようなものですね。

 

また、最近では、テレビの通販番組で、「ただ今〇人の方がお申込みいただいています」というのがリアルタイムで表示されたり、「現在お電話が集中して大変込み合っております」といちいちMCがアナウンスしているのは、まさに「みんな買ってますよ!」というアピールです。

 

そして、その「みんな買ってますよ!」に誘発されて、さらに商品が売れていくという、ある種恐ろしい集団心理でもありますが、売る側としては、これを使わない手はないわけです。

 

人はモノを買う時に独自の判断基準を持っているようで、意外とみんなが使っている商品が安心と思う人は多いので、ひとたびトップシェアを獲得すると、売り上げはさらに増えて独り勝ちというケースも多々あります。

まとめ

マス(大衆)の時代から小さなコミュニティ単位での情報が重視されるようになった今の時代でも、やっぱりみんながどうしているのかは気になるものなんですね。

 

むしろより詳細に小さなコミュニティ単位で情報を得ることが出来るようになったことで、バンドワゴン効果も大衆ではなく、特定の層に向けて行われることも多く、より効果が大きくなっているともいえるでしょう。

 

上手にバンドワゴン効果を利用することで「みんなで○○しようよ!みんなやってるよ!」と誘導することが可能です。

悪用するのではなく上手に活用してみてくださいね!

 

 

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